スイスの旅行シーズンが近づいてきました!
最近、スイス旅行の持ち物について詳しく知りたいと相談がありましたので、
旅行のプロの目線でスイス旅行の基本の持ち物や注意点、現地で持ってくれば良かったと感じる「あると便利な持ち物」を紹介します。
海外旅行に慣れている人も、そうでない人も、スイスならではの事情も考慮してお伝えしますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
スイス旅行の基本の持ち物
まずは、スイス旅行の基本の持ち物からリストにして紹介します。
その後、注意事項を含めて詳しく解説します。
- 旅券(パスポート)
- 現金
- クレジットカード(VisaまたはMaster Card)
- 海外旅行保険
- 携帯電話(海外対応のSIMカード(E-SIM)が便利)
- 充電器・プラグ(Cタイプ)
- 服装(着替え・下着類)
- 靴(スニーカー・サンダル・ハイキングシューズなど)
- スリッパ(ホテルには備え付けないところがほとんど)
- 衛生用品・歯ブラシ(ホテルに備え付けありません)
- シャンプー・リンス(旅行用の小型のもの)
- 折りたたみ傘(到着後、雨の場合には手荷物に入れる)
- 常備薬(常時必要であれば手荷物に)
- コンタクトレンズまたはめがね
- メイク用品・日焼け止め
- モバイルバッテリー【手荷物に入れる】
- カメラ【手荷物に入れる】
- パソコン【手荷物に入れる】
旅券(パスポート)
パスポートは一番大事。必ず忘れないように入れて、旅行前も旅行中も何度も持っているか確認が必要です。
スイス旅行前に余裕をもって、パスポートの残存有効期限(スイス出国予定日から3ヶ月以上必要)も必ず確認してください。
現金
スイスの通貨はスイスフランです(ユーロではないので注意)
現金は出国前に日本の空港でも両替できますし、スイスに到着してから銀行で両替してもOKです。
レートは場所にもよるのでまちまちですが、現地の銀行で両替するのが一番です。日本円で現金で持って行って、銀行でスイスフランに両替してもらえます。
クレジットカードも基本どこでも使えますので、現金を持ち歩くのが不安な人は併用してください。
ユーロもほとんどの場所で使えますが、レートはよくありません。お釣りはスイスフランで戻ってきます。
クレジットカード
上でも少し説明しましたが、クレジットカードはVISAまたはMasterCardであれば、ほぼ全ての場所では使えます。
アメリカンエクスプレスやJCBは、あまり流通していませんのでご注意ください。会計の際に、PINコードを入力する機会がありますので(サインではなく)必ず確認しておくようにしてください。
また、まれに標高の高い山小屋などでは、クレジットカードが使えないことがあります。
海外旅行保険
海外旅行保険は、日本の空港などでも加入できますので、何かしらに入っておくことをおすすめします。
現地で物を壊してしまったり紛失・ロスバゲなど、旅では大きなケガなど意外にも何かとトラブルはつきものです。
クレジットカード付属の海外旅行保険については、「携行品保証」が付いているかどうかや、適用される条件などを事前に確認しておくことをおすすめします。
クレジットカードは複数枚持っているのがおすすめなので、海外旅行保険付きで年会費無料の「エポスカード」を作っておくのもおすすめです。
エポスカードの海外旅行保険の詳細を見る携帯電話(スマホ・SIM)
携帯電話は、海外で使う時にはあらかじめ設定が必要だったり、利用料金が高額になったりすることもあるので事前に確認しておく必要があります。
近年では、SIMフリーの携帯(スマホ)を持っている人が多いと思いますが、その場合には現地でSIMカードを購入して差し替えすることで安く現地の電波を利用することができます(SWISS.COMなど)
SIMカードを差し替えするのも面倒…という人は、便利なことに情報をダウンロードするだけで使えるeSIMというものが出てきています。
また、空港で海外対応の携帯電話やwi-fiをレンタルすることも可能です。
充電器
あらゆるものが電子化している時代なので、充電器はお忘れなく(携帯・カメラ・パソコンなど)
また、スイスのコンセントプラグはCタイプ(丸ピン2つ)です。同時に何台か充電する必要がある人は、いくつか差し込み口があるものをおすすめします。
または、スタンダードな全世界対応の海外用変換プラグを用意して、電源タップを別途購入するのもおすすめです。
服装
スイス旅行の服装については、また別記事で紹介します。
基本的には、夏シーズンでもスイスは比較的涼しい国で(最近は日中かなり暑くなることもありますが)朝・晩は冷え込むこともあるので長袖を用意することは必須。
また、お出かけの地域によっては標高が高いので、寒さに対応できる服装が必要です。
展望台観光をする時には、ユングフラウヨッホでは3454m、ゴルナーグラート展望台では3200mありますので、夏でも天候によっては氷点下になることもあります。薄手のフリース・ダウンなどをお持ちください。
ハイキングをする人は、日本の秋シーズンのハイキングの服装をイメージしてお持ちください。
靴
スイスの国内を観光する際には、スニーカーが一番おすすめです(市内散策でも展望台観光でもスニーカーが便利です)
また、ハイキングをされる人は、ハイキングシューズをお持ちください(1時間程度の簡単なハイキングコースではスニーカーでも大丈夫な場合があります)
ホテルの室内には、特に3ツ星スタンダードクラスのホテルの場合はスリッパがありませんので、室内履きを用意しておくとより快適に過ごせます。
衛生用品・歯ブラシ
ハンカチ・ティッシュ・綿棒・消毒液・マスクなども、お忘れなくお持ちください。現地で追加購入すると物価がかなり高いので要注意です。
また、日本のホテルには必ず常備してある「歯ブラシ」ですが、スイス・ヨーロッパのホテルには歯ブラシの備え付けはありませんんのでご自身のものをお持ちください。
シャンプー・リンス
スイスのホテルには、アメニティーが用意されていないところがほとんどなので、シャンプー・リンスはご自身のものをお持ちください。
一応石鹸はついていますが、シャンプー・石鹸が一緒にまざったタイプのみであることがほとんどで、髪がゴワゴワになります(泣)
折りたたみ傘(雨具)
もちろん毎日晴れてくれたら万々歳ですが、現地では雨にふられる可能性もあります。折りたたみ傘や雨具は必ず持って行くようにしましょう。
特に、現地に到着して飛行機から降りたら雨…というシチュエーションも考えられますので、折りたたみ傘はあらかじめ手荷物に入れておくのもおすすめです(もちろん到着してから取り出してもOKです)
私はモンベルの折りたたみ傘を愛用しています
常備薬
常備薬を忘れてしまうと悲惨なので注意してください。
常時必要なものは手荷物に入れてくださいね(スーツケースはロストバゲージの可能性もあるので多めに)
コンタクトレンズまたはめがね
コンタクトレンズやメガネを忘れてしまうのも致命的なので気をつけてくださいね。
私は心配なので、手荷物とスーツケースと分けて多めに持っていきます。
飛行機の中はかなり乾燥しているので、コンタクトレンズは外して眼鏡で過ごすことをおすすめします。
メイク用品・日焼け止め
メイク用品もロストバゲージの可能性も考えて、手荷物に入れています。
しかし液体物は飛行機に持ち込む場合、透明の袋に入れて見えるようにして申告する必要があるので注意してください。また、液体物は一つが100mlまで、全部合わせて1000mlまでです。
スイスは日差しが強いので(標高が高いところは特に)日焼け止めは忘れずにお餅ください。※日焼け止めも液体物です
日焼け止めは資生堂のスティックタイプものがおすすめです!
モバイルバッテリー【手荷物】
あらゆるものが電子化している時代なので、モバイルバッテリーも必須かと思います。
モバイルバッテリーは、スーツケースに入れて受託手荷物で預けるのはNGなので(没収されますよ)、必ず手荷物に入れてお持ちください。
モバイルバッテリーはUSB-C対応のオウルテックのものが一押しです
カメラ【手荷物】
カメラも衝撃で壊れやすいですし、バッテリーが入っているので手荷物として飛行機に持ち込むことをおすすめします。予備のバッテリーも受託手荷物に入れるのはNGです。
パソコン【手荷物】
パソコンも精密機械ですしバッテリー内蔵しているので、かならず飛行機に持ち込むようにしてください。
あると便利な持ち物
では、続いて、持ってくればよかった〜と後悔しないために「あると便利な持ち物」も紹介します。
- 洗濯用のひも・洗剤
- エコバッグ
- カラトリー(小型ナイフなど)
- 帽子・サングラス
- 羽織もの(飛行機の中でも)
- 日本食
- ポケトーク
洗濯用のひも・洗剤
スイスで一週間程度滞在する場合、服装や下着を毎日分用意するのは大変ですよね。
そんな時には、ホテルのお風呂場で洗濯して干します。ヨーロッパは空気が乾燥しているので、割とすぐに乾きます。
洗濯はアタックから出ている「どこでも袋でお洗濯」が超便利なのでチェックしてみてください。
エコバッグ
スイスやヨーロッパでは、基本スーパーの袋は有料です(今は日本でもそうですが)
なので買い物に行く時には、エコバッグを忘れずに持参するようにしましょう。私はいつもうっかりと忘れてしまい購入する羽目になります…。
軽量&手のひらサイズ&撥水加工のアウトドアブランドのエコバッグがおすすめ
カラトリー(小型ナイフなど)
毎食レストランで食べる人はいりませんが、スイスは物価が高いので、スーパーで買ったお惣菜で済ませたい日もありますよね。
その場合には、箸・フォーク・スプーン・小型ナイフなどを用意しておくとかなり重宝します。
お昼にも、簡単なサンドイッチを作ってランチにするのもおすすめです。また、フルーツは安くておいしいので、ナイフを持っていれば皮を剥いたり一口サイズにカットするのに便利ですね。
オピネルはキャンプで使ってからお気に入り
帽子・サングラス
意外に忘れがちな帽子・サングラスも、現地でないと後悔することになるので注意してください。
特に山岳エリアに行く人は必須です(目がやられますよ〜)
サングラスは山で使えるSUNSKIのものがおすすめ
羽織もの(飛行機内でも)
スイス国内の朝・晩もそうですが、飛行機に乗っている時に羽織ものがないと凍えますので、忘れずに手荷物に入れるようにしてください。
機内で毛布も貸してもらえますが、ペラペラで気休め程度のものが多いです。高度が上がるとかなり冷え込みますので、薄手のダウンやフリースを着ることもあります。
せっかくの楽しい旅行なのに到着前に体調を崩してしまうのは避けたいですね。
日本食
スイスの食事が合わなかったり、体調を崩してしまった時に食べられるように、日本食のおかゆやお味噌汁を用意しておくと安心です。
長らく洋食を食べていると日本っぽいものが恋しくなるので、お煎餅やようかんなどもおすすめですね。
フリーズドライは軽くて小型で便利です
ポケトーク
スイスの観光地では英語が通じますが、英語も全くわからなくて心配という人は自動翻訳機「ポケトーク」を持って行くのもおすすめです。
Google翻訳などは通信料金がかかってしまいますが、ポケトークは借りたら基本的には使い放題です。日本で出発前にレンタルの契約をして空港で受け取り・返却が可能です。
ポケトーク公式オンラインストア地球の歩き方
地球の歩き方の最新版は、コロナ後に変わった最新情報まで比較的更新されているので、持っていると重宝するはず。もちろんネットの情報だけでもOKですが、なんだかんだあると便利です。
まとめ:事前の準備でより旅行を楽しく快適に!
スイス旅行に行く前に、どんな持ち物が必要か確認する参考になれば嬉しいです。
事前にしっかりと準備をすることで、不安なく思い切り旅行を楽しめると思いますし、あると便利なグッズを持って行くことで快適に過ごせます。
特にスイスは物価が高く、現在はひどい円安でもありますので追加で購入すると痛手です。お忘れ物ないようにチェックしてくださね。
おすすめのザックやスーツケースはまた別途紹介します。
- 旅券(パスポート)
- 現金
- クレジットカード(VisaまたはMaster Card)
- 海外旅行保険
- 携帯電話(海外対応のSIMカード(E-SIM)が便利)
- 充電器・プラグ(Cタイプ)
- 服装(着替え・下着類)
- 靴(スニーカー・サンダル・ハイキングシューズなど)
- スリッパ(ホテルには備え付けないところがほとんど)
- 衛生用品・歯ブラシ(ホテルに備え付けありません)
- シャンプー・リンス(旅行用の小型のもの)
- 折りたたみ傘(到着後、雨の場合には手荷物に入れる)
- 常備薬(常時必要であれば手荷物に)
- コンタクトレンズまたはめがね
- メイク用品・日焼け止め
- モバイルバッテリー【手荷物に入れる】
- カメラ【手荷物に入れる】
- パソコン【手荷物に入れる】
- 洗濯用のひも・洗剤
- カラトリー(小型ナイフなど)
- 帽子・サングラス
- 羽織もの(飛行機の中でも)
- 日本食
- ポケトーク
- 地球の歩き方