ヨーロッパ・アルプスの中でも人気No.1のツェルマットは、世界的に有名なマッターホルンをはじめアルプス屈指の4,000mに囲まれた特別な山岳リゾートです。ツェルマットの街の標高は約1620m、マッターホルンのある谷（マッター谷）の最奥に位置します。
街中はおもちゃのようなカラフルな電気自動車が走り、ガソリン車の乗り入れは早くから禁止されています。街からもマッターホルンが見えますが、山岳交通機関を利用して山の上の展望台へと上がり、アルプスの絶景とハイキング・スキー・バイクなどのアクティビティを楽しみましょう！
アクセス
まずツェルマットまでのアクセスですが、チューリッヒ空港またはジュネーブ空港から電車で約4時間の立地にあります。車でアクセスする場合には、ツェルマットの隣村テーシュにある立体駐車場に駐車します。
以下は列車での移動例です。チューリッヒ空港・ジュネーブ空港どちらからもBrig（ブリーグ）行きの列車に乗車すると乗り換え1回で済みます。
チューリッヒ空港直結の駅からBrig行きの列車でVisp乗り換え（約2時間15分）
Visp駅でZermatt行きへ乗り換え（約1時間10分）
ツェルマット駅に到着
ジュネーブ空港直結の駅からBrig行きの列車でVisp乗り換え（約2時間40分）
Visp駅でZermatt行きへ乗り換え（約1時間10分）
ツェルマット駅に到着
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ツェルマットの街中（地図）
上がツェルマットの街中のMAPですが、ツェルマットの鉄道駅の目の前にあるメインストリートと、フィスパ川に沿ってホテルやお店が並んでいます。街中にあるスーパーは地図に書いた3つ、お土産屋さんはほとんどメインストリートにあります。
地図上のブルーでチェックしている場所が山岳交通機関の駅です。ツェルマット鉄道駅の目の前にゴルナーグラート展望台へと上がるゴルナーグラート山岳鉄道駅があり、フィスパ川沿いにスネガ・ロートホルン展望台へと上がる地下ケーブルの駅があります。
そして少し離れた場所に（地図上の下方面へスクロール）グレッシャーパラダイス展望台へと上がるゴンドラ駅があります。街中を走る巡回バスに乗車するか、中心地から歩いて約20分ほどです。
ホテルは、メインストリート沿いにも多くありますが、フィスパ川沿いのホテルが比較的静かで、マッターホルンの眺めが良いのでおすすめです。
以下のページでおすすめのホテルをまとめていますので、チェックしてみてください。
ツェルマットの展望台・ハイキングコース
ツェルマットの3つの展望台
スネガ・ロートホルン展望台
マッターホルンが一番美しい角度で見られると評判の展望台です。ツェルマットの街から地下ケーブルで約3分でアクセスできます。またその上のロートホルン展望台までは、ゴンドラ・ロープウェイを乗り継いで上がります。
ゴルナーグラート展望台
ツェルマットの駅前から山岳鉄道に乗車して標高3100mのゴルナーグラー展望台へ上がります。ツェルマットの中でも人気No.1の展望台で、アルプスの4000m級の山々が29座がぐるりと取り囲むように位置する絶景を望みます。展望台にあるゴルナーグラート・クルムホテルも有名です。
グレッシャー・パラダイス
富士山よりも高い3883mにある展望台で、アルプス最高峰のモンブランをはじめヨーロッパ・アルプスの大展望が広がります。冬はここからイタリア側へスキーで滑っていくことができ、マッターホルンの角度・形を変えた姿を見ることができます。
ハイキングコース
山岳交通機関を利用して展望台にアクセスした後は、山の上で景色を見ながらのんびりしても良いですし（山小屋レストランなどもあります）、各展望台の方面から無数に広がるハイキングを楽しむのがおすすめです。
これから、ハイキングコースの情報も増やしていきますので、ぜひ参考にしてください。
▼日本語のハイキングガイドをご希望の方は、以下のページから申し込み可能です。
スキーコース
ツェルマットのスキーについては、以下の記事にまとめていますのでぜひチェックしてください！
ツェルマットの天気
ツェルマットの天気は、ツェルマットの街が標高約1,620mですが、展望台まで上がると標高3,000mを超えるところもあるので標高別に天気・気温をチェックすることが必要です。
スイスの天気予報アプリ・WEBを事前にチェックをして、服装・装備などの準備をすることをおすすめします。また各展望台に設置してあるWEBカメラをチェックすると残雪状況などが分かります。
以下のページで、お天気チェックツールの情報をまとめていますので、チェックしてみてください。
