ツェルマットはマッターホルンの麓にあるスイスで一番人気の山岳リゾート。世界中からたくさんの観光客が訪れますが、特に、夏のハイキングシーズンは日本人で大賑わいでした!
添乗でお客様を連れていくと必ず聞かれるのが「お土産」情報です。
ツェルマットは人気観光地なので、お店の数も多いですし、オープン時間が他リゾートに比べると長いので、スイス周遊する人はぜひツェルマットでお土産を探してみてください。
今回は、ツェルマットで買えるおすすめのお土産を紹介します。
ツェルマットでお土産特集!おすすめを詳しく紹介します
チョコレート(リンツ・ショップあり)
まずは、定番のチョコレートです。スイスはミルクチョコレート発祥の国として有名ですよ
さまざまな種類がありますが、一番人気があるのは「リンツ/Lindt」で、球体の可愛いパッケージが特徴的なチョコレートです。ツェルマットのメインストリートに直営店があります。
写真が無いのでインスタのお写真お借りします。このように好きな味を選んで袋詰めすることができます。
お土産購入時に気をつけることは「スイスチョコレートはとても溶けやすい」ということ。
ツェルマットは標高1600m以上と高地にあるので夏でも比較的涼しいのですが、近年では温暖化の影響もあり「暑い〜!」という日が多くなっています。昔の名残でクーラーがないホテルが多いので、チョコレートを買うタイミングは考える必要があります。
ツェルマットの街中スーパーや、空港にも直営店・スーパーでも購入できますので、できるだけ帰国日に近い日にちに購入することをおすすめします。
▼スイスチョコレートのブランドについて詳しい記事はこちら
ヴァリス州(ヴァレー州)のワイン
スイスは26の州(カントン)に別れていますが、ツェルマットのあるヴァリス州(ヴァレー州)は国内のワインの生産量が第一位、たくさんのワインが生産されています。
ヴァリス州では白ワイン(シャスラ種)が一番有名なので、お土産には「ファンダン/Fendant」または「ハイダ/Heida」をおすすめします。
ヴァリス州のワインはツェルマットの街中スーパーで購入するのが一番ですが、他にも空港の免税店などで購入できますよ。もし買い忘れてしまった…という人も間に合います!
ヴァリス州のワインについては、別記事に詳しくまとめていますのでチェックしてみてください!
チーズ
スイスと言えば「チーズ」ですよね。そこらかしこが牧草地で、酪農で生計を立ててきた歴史がありますので、やはりスイスにチーズは欠かせない存在です。
スイスの固形チーズも真空パック(バッキューム)してもらえば、お土産として持ち帰れます。しかし、夏場は油分が出てきてドロドロになる可能性があるので、ハードタイプのチーズを選ぶのをおすすめします。
お土産としておすすめなのは、スイス三大チーズと呼ばれている「グリュイエールチーズ」「エメンタールチーズ」「アッペンツェルチーズ」です。
その他、ツェルマットのあるヴァリス(ヴァレー州)特産の「ラクレットチーズ」もおすすめです。
ぜひスーパーのチーズコーナーで試食をして、どれが良いか選んでみてくださいね。下に、簡単に特徴を紹介します。
- グリュイエールチーズ
スイスでは「チーズの女王様」と呼ばれている、クリーミーでコクがあるチーズです。個人的に一番お気に入りで、スイスに行くと必ず購入するチーズです。 - エメンタールチーズ
スイスでは「チーズの王様」と呼ばれている、漫画に出てくるような小さな円形の気泡の開いたチーズです。癖が少なくて食べやすく、万人受けするタイプのチーズです。 - アッペンツェルチーズ
スイスのアッペンツェル地方で作られている、独特なスパイス(ハーブ)の風味が特徴のチーズです。お酒に合うスパイシーなチーズが好きな人におすすめ。 - ラクレットチーズ
ヴァリス(ヴァレー)州の特産品。バーナーで炙ってトロトロに溶かしてジャガイモにかけて食べるのが伝統的。コクがある優しい味です。
▼スイスチーズについて詳しく知りたい人はこちら
チーズフォンデュの素もおすすめ!
スーパーで購入できるチーズフォンデュの元もおすすめです!日本に帰国してから、家族で鍋を囲みながら簡単にスイスの味が再現できますよ!
一人用のフォンデュのサイズもあるので、ぜひ探してみてください。お土産としても、固形タイプのチーズよりも持ち帰りがしやすいです。
作り方は、オリーブオイルを鍋に入れたらニンニクを鍋底に擦り付けて風味づけして、フォンジュの素を入れてグツグツするだけです。お好みで白ワインを足しても。
アマゾンにもありました!
ハーブキャンディー「リコラ/Ricola」
スイスのハーブキャンディー「リコラ/Ricola」もお土産におすすめです。
日本にもたまに売られていますが、一番スタンダードなイエローのパッケージのものしか見たことがありませんよね。スイスでは日本では手に入らないさまざまな味が売られているので、お土産として手軽で喜ばれると思いますよ。
日本ではのど飴というと刺激の強いものが多いですが、スイスのハーブカンディーのリコラは、合成香料や着色料不使用で天然のハーブ成分が配合されているのでとっても優しい味がします。
スイスで添乗していると、空気が乾燥している上で大きな声を出さないといけないので、結構な確率で喉が死にます…(泣)そんな時には必ずリコラを舐めるようにしているのですが、これが喉の回復に効果抜群なんですよ!!!
なので、日本にいる時にも、ちょくちょく購入してなめています♪大好きなのど飴です。
Mont-bell Zermatt限定グッズ
ツェルマットには、日本のアウトドアブランド・モンベルの直営店があります(数年前にオープンしました)ツェルマットでしか購入できない限定グッズが多くあるので、お土産におすすめです。
特に登山やアウトドアが好きな人は必ずモンベルを知っているので、限定グッズをプレゼントしたら喜ばれるのではないかと思います。自分用に購入も良いですね!
MAMMUTのマッターホルンTシャツ
スイスのアウトドアブランド・MAMMUTからも、マッターホルンがプリントされた限定Tシャツが販売されていました。
デザインもシンプルでかっこいいので、記念に自分用に購入しても良いかもしれませんね。こちらも、アウトドア好きな人におすすめです。
ヴィクトリノックスのアーミーナイフ
ヴィクトリノックスはスイスのブランドですが、日本にも参入しているので購入することができます。しかし、ツェルマットで売られているヴィクトリノックスのナイフは、「Zermatt」とロゴが入っているものも多いのでお土産に最適です。
キャンプなどでも使えるので、アウトドア趣味の人にもおすすめです!下の写真のような、小さいキーフォルダータイプも友人へのお土産に最適です。
ヴィクトリノックスのピーラー
ヴィクトリノックス社のピーラーはとにかく種類が豊富で切れ味が良いです!
トマト専用のピーラーなど、変わったものもあたくさんあって面白いです。スーパーやお土産屋さんで購入できます。
お値段も比較的手頃なので、友人たちにばらまき用のお土産にぴったりです。家庭に欠かせないものなので、誰に贈っても喜ばれますよ。
感動の切れ味を一度お試しください!アマゾンにはスタンダードな物のみ販売がありました。
エーデルワイスの種
お客様よりエーデルワイスの種が欲しいと頻繁に要望がありました!お土産屋さんには一通り売られていたと思います。たぶん空港などでも手に入ると思います。
家のお庭にエーデルワイスを植えたい!という人にはおすすめです。暑さに弱いので、その辺りは要注意ですね。
エーデルワイスのハンドクリーム
お土産として女性に人気が高かったアイテムが、エーデルワイスのハンドクリームです。ツェルマット駅前の薬局に売られています。
ハンドクリームだけでなく、リップクリームなどもあったと思いますが、ほんのり甘い香りがして保湿性も高く良い製品でした。
女性にお土産として贈ると喜ばれるのではないかと思います
時計(スウォッチなど)
スイスでは時計が有名ですが、ロレックス、オメガなど高級ブランドが多いです。高級ブランドで購入する場合には、免税の手続きをお忘れなく!
お手頃ブランドだと「スウォッチ/SWATCH」の時計が有名です。
ツェルマットのメインストリートに直営店がありますので、ぜひ覗いてみてください。ツェルマット限定のデザインのものも販売されています。
「フックス/Fucks」のマッターホルン型チョコレート
ツェルマットの人気No.1の「フックス/Fucks」にも、お土産に最適なものがたくさん売られています。
その中でも、マッターホルン型のチョコレートはツェルマットのお土産にぴったりです。
ツェルマットは物価が高いので、ランチを簡単に安く済ませたいときにも、おすすめのパン屋さんです。
お土産屋「WEGA」がおすすめ!
スイスのメインストリート沿いにある雑貨屋さんWEGAには、定番のお土産品がたくさん並んでいるのでぜひ訪問してみてください。
日本人スタッフもいるので、購入しやすいですし夜も20時頃までオープンしています。
WEGAはツェルマットに2店舗ありますが、駅前の店舗は時計専門店、メインストリート奥の店舗がお土産屋さんです。
まとめ:ツェルマットはお土産のチョイスがたくさん!
ツェルマットのお土産情報をまとめましたが、けっこう選択肢が多くてショッピングも楽しいと思います。だいたいメインストリート沿いにお店はまとまっていますので、ぜひいろいろチェックしてみてください。
チューリッヒ空港にもスーパーがありますので、チョコレートやチーズなどの食料品系は、時間があれば空港で購入しても良いかもしれません。
その他、いろいろツェルマットに関する情報まとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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