スイス・ヨーロッパ旅行におすすめのeSIM【電話番号付き】

スイスやヨーロッパ旅行でWiFiをレンタルするとかなり高額になってしまうので、現地でSIMを購入するというのが数年前までは定番でした。現地でSIMカードを購入する手間や、小さいSIMカードをわざわざ入れ替えて使うのが面倒…という人も多かったですよね。
しかし、近年では日本出発前に購入してインストールしておくことで現地に到着してアクティベートしてからすぐに使える、電子化された「eSIM」が開発されてさらに便利になりました。
さらに、スイス・ヨーロッパ旅行では、Orange(オランジュ)と呼ばれるフランスの大手通信会社のeSIMを選べば、現地で通話しほうだいの電話番号付きのeSIMプランを安く購入することができます。
スイスやヨーロッパの旅行では、近年、鉄道パスや電車の切符などもQRコードを表示するかたちになっているので、ネット環境は旅行中も必須です。
WiFiレンタルよりもずっとリーズナブルなので、ぜひeSIMを候補に入れてみてください。今回は、スイスやヨーロッパ旅行で一番おすすめ通信会社Orangeのプランを紹介します。
現地電話番号付きeSIMはOrangeだけ!

スイスやヨーロッパ方面の旅行のeSIMは、各社数えきれないほどの会社が参入していますが、現地で通話できる電話番号付きのeSIMを出しているのはヨーロッパ大手の通信会社Orangeのみです。
スイスやヨーロッパ方面に添乗に出る機会が多かったので、いろいろな通信会社を当たってみてようやく見つけました。実際に何度も使用していますが、インターネットも通話もストレス無くつながります。
電話番号は必要?と思うかもしれませんが、ホテルに到着時間を伝えて駅まで迎えにきてもらったり、レストランに予約を入れたりなど(オンラインで予約する場合にも電話番号が求められることがあります)、何かと電話番号がある方が便利なのです。
また、スイスやヨーロッパではチケットレス化が進んでいるので、スマートフォンでQRコードを表示して電車やロープウェイ・登山列車に乗るため、ネット環境を整えておくことは必須です。

OrangeのeSIMを購入したいという人は、KKdayという手配会社のホームページから日本語で購入できますのでチェックしてみてください。
Orangeのプラン・料金
電話番号付きのOrangeには、以下のプランがあります。
なんと電話はヨーロッパ内であれば通話し放題、さらに30分間の国際通話にも対応しています!!!
WIFIレンタルするよりもだいぶお得。ヨーロッパはホテルやカフェなどWiFiつながるところも多いですし、以下のギガ数ぐらいあればeSIMで十分なのです。
私はだいたい仕事で行く時でも14日間30GBを利用していますが、使い切ったことはありません。
- 12GB・14日間+音声通話 4,288円
- 12GBのインターネット+ヨーロッパ内での無制限の通話+ショートメッセージ+30分間の国際通話 + 200件の国際ショートメッセージ(14日間有効)
- 30GB・14日間+音声通話 6,455円
- 30GBのインターネット+ヨーロッパ内での無制限の通話+ショートメッセージ+ 120分間の国際通話+ 1,000件の国際ショートメッセージ(14日間有効)
- 70GB・28日間+音声通話 8,734円
- 70GBのインターネット+ヨーロッパ内での無制限の通話+ショートメッセージ+120分間の国際通話 + 1,000件の国際ショートメッセージ(28日間有効)
アンドラ、アゾレス諸島、オーランド、オーストリア、バレアレス諸島、ベルギー、カナリア諸島、キプロス、ケルキラ島(コルフ島)、クレタ島、キクラデス諸島、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フェロー諸島、フィンランド、フランス、ドイツ、ジブラルタル、ギリシャ、ガーンジー島、ハンガリー、アイルランド、アイスランド、イタリア、ジャージー島(チャンネル諸島)、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マデイラ島、マルタ、マン島、ノルウェー、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ロードス島(ロドス島)、ルーマニア、スペイン、イギリス、サンマリノ、サルデーニャ島、シチリア島、スロバキア、スロベニア、スイス、スウェーデン、バチカン
携帯電話がeSIMに対応してるか確認!

eSIMを購入する前に、まずチェックすることは自分が使っている携帯電話がeSIMに対応しているかどうか。
上のeSIM対応機種の表をご確認の上、ダウンロードするようにしてください。
eSIMダウンロードの手順

eSIM購入後のダウンロード&使い方の手順は、上の図の通りです。どのeSIMを購入するにせよ、だいたい手順は同じです。
あらかじめ日本出発前にダウンロードをしておいて、現地に到着したらモバイル通信データーから利用するSIMを選択、データーローミングをオンにすると使用開始できます。
iphoneの場合の例
例えば(iphoneの画面です)、以下のように主回線とNZ添乗用の2つのSIMがダウンロードされています。NZ添乗用が新しくダウンロードしたeSIMです。
普段日本で使っている主回線のみがオンになっている状況なので、NZ添乗用をオンにします(直近で使用したのがニュージーランドでしたのでちょっと方面が異なりますが参考までに)

NZ添乗用をオンにすると、以下の画面になりますので、「データローミング」をオンにすると使用開始できます。


まとめ:電話もネットもサクサク使えます
現地で到着してアクティベート後は、自動的に電話もネットも繋がるようになるので、旅行中に何かあってもすぐに調べ物や電話ができてとても便利です。
SIMカードをわざわざ入れ替えることもなく、ダウンロードして簡単な手続きをするだけで使えます!
電話番号はダウンロードをする際に、現地の電話番号がもらえます(フランスの番号なので+33です)。日本出発前に番号がわかるので、現地の友人に伝えるなどしておくことも可能です。
ヨーロッパで使えるeSIMで電話番号が付与されるのはOrange(オランジュ)だけなのでチェックしてみてください!