【最新】スイスの荷物託送システム『ラゲージ』を上手に活用しよう!

スイスの駅

スイスの個人旅行で苦労する問題の一つに荷物のことがあります。レンタカーで移動する人には関係ありませんが、国土の2/3を山岳地帯で占めるスイスでは、公共交通機関での移動が基本です(電車・バス・フェリーなど)

スイスの公共交通機関は非常に綿密に計算されて作られていて、時間に正確であることだけでなく、電車・バス・フェリーが全て接続しています。少し電車が遅れても接続のバスは待っていてくれるので、安心して個人旅行を楽しめる国の一つです。

しかし、公共交通機関を利用して毎回スーツケースをガラガラ持ちながら移動するのは大変です。もちろん、スイスの場合は列車にスーツケースが積めるように荷物置き場もあるのですが、移動途中にどこかに立ち寄って(ハイキングなど)次の目的地に行くなどという時には大きな荷物は邪魔になりますよね。

そのような時に便利なのがスイスの荷物回送サービスです。近年、そのシステムが少し変わり個人で利用し難くなってしまったのですが、旅行のスケジュールによっては知っておくと便利なので、2022年最新情報をまとめて紹介します。

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スイスの荷物託送システムとは?

スイスの荷物託送システムとは、スイス国鉄( SBB)が運営管理する日本の宅急便のようなサービスです。

荷物を「駅」で預けて到着地の「駅」で受け取ることができる「Station to Station」や、荷物をホテルで預けて次の滞在地のホテルで受け取る「 Door to Door」のサービスなどがあります。

しかし、全ての駅・滞在地で利用できるサービスではありません。また、個人で使えるもの・団体でしか使えないものがありますので、SBBの荷物回送サービスの種類や、どこで使えるのかなど詳しく解説します。

基本的には、スイスを少人数で個人旅行する人は「ラゲージ|Station to Station」「フライトラゲージ」をよく理解しておくことで快適な旅行につながります。ぜひチェックしてください。

2020年辺りに荷物回送サービスの内容がガラッと変わっていますので、2022年6月現在の最新情報をお知らせします。

ラゲージ

まずは基本のラゲージサービスから紹介します。

駅から駅へと荷物を送って自分でピックアップしてホテルへ移動するのが基本ですが、他にもホテルからホテルへ荷物を送ることも可能です。

駅から駅|Station to Station

ラゲージのStation to Stationは、当日に荷物を主要駅で預けたら、その翌々日( 2日後)に指定の駅で荷物を受け取られるサービスです。

昔は当日中に荷物が届くエクスプレスラゲージというシステムがありましたが、現在は残念ながら廃止されてしまいました(復活してほしい…)

例えば、ツェルマット駅からグリンデルワルト駅に「ラゲージ」を使って大きな荷物を送っておいて、荷物が無い2日間は必要なものだけバックパックに詰めてシャモニーに滞在、最後にグリンデルワルト荷物を受け取って滞在するような旅程を組むときに便利です。

例)ツェルマット3泊→シャモニー2泊(荷物はグリンデルワルトへ)→グリンデルワルト3泊

対応している駅

全ての駅で対応している訳では無いので、マイナーな地域に旅行する時には注意が必要です。主要な観光地であればほとんどの駅で対応しています。

以下のリンクのページで、日時とチェックイン・アウト駅を入力すると、いつまでに荷物が届くかチェックできます。

ラゲージの荷物届く日時をチェック

駅によってラゲージのチェックインカウンターの営業時間は異なるので注意してください。

Station to Station の料金

  • スーツケースやバッグの場合:12CHF(1個:25kgまで)
  • 自転車の場合:20CHF

ホテルからホテル|Door to Door

続いてラゲージのDoor to Doorのサービスについてですが、こちらは駅から駅ではなく、滞在地から滞在地へ送ってくれる日本の宅急便のようなシステムです。なので、旅行者の場合はホテルからホテルへ荷物を送れるということです。

もちろん駅から駅へと送るラゲージサービスよりも高額になり、プラスで43CHFのフラット料金がかかります。さらに、Door to Doorの場合は、エクスプレス(特急)料金を支払えば(30CHFのフラット料金)、当日に荷物が届くように送ることも可能です。

フラット料金は、一度に預けた荷物に対してかかる一律料金です(複数人で預ける場合も、個数関係なく一律料金なので人数割できます!)

SBB予約ページ

事前予約制なので、SBB(スイス国鉄)のホームページから登録が必要です。集荷を希望する日にちの2日前20時までが予約のデッドラインです。

詳しい集荷の時間などは、集荷の数日前にSBBから連絡が来るようです。

Door to Door の料金

ラゲージの料金にプラスして以下の追加料金がかかります(ラゲージ:12フラン)

  • Door to Doorの一律追加料金:43CHF
  • エクスプレス(特急便)一律追加料金:30CHF
  • カーフリーリゾート追加料金:30CHF
  • 特別な時間帯対応追加料金:15CHF

カーフリーリゾートだとさらに追加料金がかかったりなど、高額になりがちなのでDoor to Doorは使いにくいかもしれません…。

駅⇄ホテル|Station to Door|Door to Station

上で紹介した2つのサービスを組み合わせたものです。駅で預けてホテルで受け取り、ホテルで預けて駅で受け取りということができます。

こちらも事前予約制になるので、SBBホームページより2日前20時までに登録が必要です。

エクスプレス(特急便)の対応はありません。

SBB予約ページ

Door to Doorと同様に事前予約が必要です。

ラゲージ Station to Door・Door to Stationの料金

ラゲージの料金にプラスして以下の追加料金がかかります(ラゲージ:12フラン)

  • Door to Stationの一律追加料金:30CHF
  • カーフリーリゾート追加料金:30CHF
  • 特別な時間帯対応追加料金:15CHF

フライトラゲージ

空港直結のチューリッヒ空港駅
空港直結のチューリッヒ空港駅

フライトラゲージは、空港から駅・駅から空港へ荷物を送れるサービスで、非常に便利なので個人旅行する人は使わない手はありません。

空港から指定駅へ荷物を送る

チューリッヒ空港に到着したら、チューリッヒ空港駅の荷物カウンターに直接荷物を持っていってフライトラゲージの手続きができます。その際に、自分が搭乗した飛行機の情報が必要になるので、Eチケットを手元に用意しておくと便利です。

手続すると緑色のプラスチックのタグがもらえるので、スーツケースにつけて荷物を預けます。そうすると、通常のラゲージで2日間かかる荷物到着が、フライトラゲージだとだいたい翌日までに指定した駅に荷物が届きます。

もし飛行機がチューリッヒ空港に朝11:45分までに到着する場合は、エクスプレス(特急便)が追加料金30CHFで利用可能、当日に届けることもできます。

自分のフライトの到着時間だと、いつまでに荷物が指定駅に到着するのかは、以下リンクのSBBページから検索して調べることができます。

フライトラゲージの時間CHECK

以前までは空港駅でフライトラゲージの手続ができましたが、もしかしたら変更になっているかもしれません。その場合、空港到着時にフライトラゲージは利用できないのでご注意ください

フライトラゲージの料金

  • ラゲージ: 24CHF(1個32kgまで)
  • エクスプレス(特急便)一律料金: 30CHF追加

駅から空港へ荷物を送る

スイス国内の指定された駅から空港へ、フライトラゲージのシステムを使って荷物を送ることができます。翌日のフライト時間にもよりますが、基本的にはフライトの前日までに駅で手続をするかたちになります。

フライトラゲージができる駅は主要駅に限られていますので、以下のリストで事前にチェックしてください。

自分のフライトの時間によって何時までに手続を済ませれば良いかは、以下のページから検索してチェックできますのでご利用ください。フライトの時間によってはエクスプレス(特急便)で当日到着の指定も可能です。

フライトラゲージの時間CHECK

フライトラゲージの料金

  • ラゲージ: 24CHF(1個32kgまで)
  • エクスプレス(特急便)一律料金: 30CHF追加

グループラゲージ

10個以上の荷物を送るときはグループラゲージ

10名以上のグループであればグループラゲージのシステムが利用できます。グループであれば、荷物が10個から50個まで一律300CHFで、ホテルからホテル(滞在地から滞在地)へ送ってくれるので便利です。

基本的には当日の朝9時に荷物を預けて、当日の19時までに受け取りができます(しかし滞在地の組み合わせによっては翌日・翌々日になります)

事前予約でSBBにコンタクトが必要、グループによって対応が異なるので利用される際は直接確認してください。

▼グループラゲージのリクエストは、SBBの以下のページから可能です。

まとめ:当日駅で手続が手軽で便利!

色々と種類があり混乱してしまうと思いますが、基本的に個人旅行で一番役に立つのは、駅で手続できるラゲージとフライトラゲージの2種類です。

駅の荷物カウンターでチェックインや受け取りができますので、ぜひご旅行の予定に合わせて活用してみてください。重たいスーツケースを手放しで旅行できるので、移動途中に他の観光地にふらっと立ち寄りができて便利です。

駅からホテルまではスーツケースをゴロゴロしていかなくても、ホテルの送迎サービスがある場合がありますので、ホテル予約の際に必ずチェックしておきましょう。

スイスのご旅行に関して質問がありましたら、お気軽にお問合せください。

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