スイスのツェルマットで長期滞在(1週間以上宿泊する人)には、ホテルよりも「ホリデーアパート」に宿泊するのがおすすめです。
ホリデーアパートは、名前の通りアパートのワンフロア(もしくは1室)を旅行期間中のみかりることで、キッチンやお皿・調理器具などが備え付けがあります。
また通常のホテルと比べて長期滞在をするに当たり料金はリーズナブル!その代わり一週間単位の予約が基本(土曜日〜土曜日まで)です。
ツェルマットは山岳リゾートで、冬はスキー・夏はハイキングと自然を満喫できる場所です。一週間たっぷりと滞在しても、周辺でスキー・ハイキングできる場所は山ほどありますので飽きることはないでしょう。
この記事では、ツェルマットのおすすめホリデーアパートをいくつか紹介します。まツェルマットに宿泊するなら部屋からマッターホルンの眺望があるか、お風呂にバスタブがついているかも要チェックです!
ホリデーアパート選び方のポイント
はじめに、ホリデーアパートの選び方のポイントを解説します。
部屋の大きさを選ぶ【ベッド数】
まずは部屋の大きさを選ぶ必要があります。
一番予約数の多い2人用(カップル)のお部屋は、ヨーロッパでは一般的にスタジオ(Studio)と呼ばれています。
その他にもファミリー用に大人数宿泊できるアパート(数部屋ベッドルームがあるもの)も多いので、人数に合わせて大きさを選びましょう。
日本人に一番需要の高いスタジオは数が限られているので、繁忙期ほど早くに予約する必要があります。
滞在日を決める
冒頭にも書いた通り、スイスの山岳リゾートでホリデーアパートに宿泊する場合は「一週間単位」の予約が基本です。
多くの場合は「土曜日〜土曜日まで」に限られています(まれに日曜日〜日曜日がOKなときも)
なので旅行の計画を立てる時には、まずはじめにホリデーアパートの予約をして日にちを確定してから、他のスケジュールを考えることをおすすめします。
Booking.comで予約すると、曜日・日数関係なく滞在がOKになることもあるのでチェックしてみてください。
マッターホルン・ビューの有無
マッターホルンがお部屋の窓から眺められることは、長く滞在するうえで重要と考える人も少なくはありません。個人的には、やはり贅沢な気分が味わえるのでマッターホルン・ビューありがおすすめです。
ですが、一般的にマッターホルンが見える部屋の場合は料金は多少アップしますので、よりリーズナブルに宿泊したい人はあえてビュー無しで予約しましょう。
ツェルマットの中心地に近いシャレー(ホリデーアパート)の場合は、一歩外に出ればマッターホルンが見える場所がほとんどですので、外でたっぷり見て満足という人もいます。
バスタブ付きを選ぶ
長期間滞在する人ほどこだわりたいのが、バスタブ付きかどうかです。
一般的にスイスやヨーロッパのホテルではシャワーオンリーのバスルームが多いので、バスタブ付きのお部屋を探すのは結構大変だったりします。
スキーやハイキングを終えた後にゆっくり湯船に浸かって疲れを取りたいという日本人は多いので、これ以上バスタブ付きのバスルームがあるホテルが減ってほしくは無いですね。
立地
ホリデーアパートを選ぶ際には、やはり立地も重要です。
ツェルマットの中心地にほどよく近いホリデーアパートを選べば、街中のスーパーにも近いですし(自炊するので重要)、スキー・ハイキングをするのにアクセスも良いのでやはりおすすめ。
マッターホルンビューを重視するのであれば、ツェルマットの街中を流れる「フィスパ川沿い」がおすすめです。
ただし競争率が高いので、なるべく早く予約するにこしたことはありません。
料金を抑えたければやや中心地に離れたところでも良いかとは思いますが、スーパーへの買い出しなどを考えると、やはり不便ではありますね。
ツェルマットのおすすめ「ホリデーアパート」紹介
では、筆者がおすすめするツェルマットのホリデーアパートを紹介します。
Haus Tuscolo|ハウス トゥスコロ
ツェルマットのフィスパ川沿いにあるホリデーアパートです。
マッターホルン・ビューでバスタブの付いているSTUDIOもあり、多くの日本人から支持されています(2人〜4人まで宿泊できる部屋があります)
ツェルマット駅やメインストリートから歩いて5分-7分程度、スネガケーブル乗り場や、主要なゴンドラ駅までも徒歩圏内とアクセスが抜群です。
お部屋にはキッチン付きで、建物内にはランドリー設備まであります。駅からアパートまでは事前に連絡すれば送迎サービスもあります。
かなり条件の良いホリデーアパートなので争奪戦、早めにチェックして予約しておくことをおすすめします(21日前までキャンセル料金もかかりません!)
場所の地図
Haus Belmont|ハウス ベルモント
ハウス ベルモントは、ツェルマット駅周辺の中心地からフィスパ川を超えて徒歩15分ほどの高台に位置するので、素晴らしいマッターホルンビューが自慢のアパートです。
お部屋はStudioメインなのでカップル利用に最適で、マッターホルンビュー・バスタブ付きのお部屋もあります。
やや駅までは歩きますがメインストリートに出やすく、主要なゴンドラ乗り場までも徒歩圏内なので非常に人気のあるアパートです。
お部屋にはキッチン付きで、チーズフォンデュやラクレット用のお皿まで完備されているのだとか。ただし洗濯機(ランドリー)はないので手洗いで対応が必要です。
駅からアパートまでの送迎もやってくれると思うので、予約時に問い合わせをおすすめします。
場所の地図
Chalet Annelis|シャレー アネリス
シャレーアネリスは、ツェルマットの中心地でフィスパ川近くに位置する素晴らしいロケーションながら、格別のマッターホルンビューが特徴のホリデーアパートです。
ホテルヨーロッパが経営しているので朝食をホテルで食べることも可能(有料)、ホテルのランドリーサービスを使うこともできます(有料)
マッターホルンビュー・バスタブ付きのスタジオ(STUDIO)の他に、3名以上で宿泊できるお部屋もあるのでチェックしてみてください。
お部屋にはキッチン用品がそろっていますし、無料のバスアメニティまで用意がある穴場的アパートです。
チェックイン・アウト時の駅からアパートまで送迎サービスもやってくれると思うので、予約時にリクエストしてみてください。
場所の地図
アパート・シャレー滞在時の注意点
最後にアパート滞在の注意点を紹介します。
調味料の用意はなし
ホリデーアパートでは、基本的なキッチン用具や冷蔵庫・食器・カラトリーなどは用意してありますが、調味料がないので事前に用意が必要です(まれに宿泊した人が置いていったものが残っている場合があります)
お醤油・お味噌・塩胡椒などは、あらかじめ小分けにして持参しておくと便利です。
シャンプーなどのアメニティ
ホテルとは異なりバスルームのアメニティは基本的にはありません。
あっても非常に簡易的なものである可能性が高いので、シャンプー・リンス・石鹸・化粧品等は自身で使っているものを小分けにして持参することをおすすめします。
歯ブラシ・歯磨き粉なども、もちろんありません。
スイスで購入すると高額になるので、日本からあらかじめ持参するようにしましょう。
バスタオルは基本的にありますが、クリーニングはされません。
電子レンジは基本なし
日本では電子レンジが一般的ですが、スイスのアパートには備え付けはありません。
一部のアパートでは観光客用に用意していることがありますが、特に記載がなければ無いものと考えておきましょう。
炊飯器もありませんが、まれに観光客用に置いてあることがあります。
まとめ:ホリデーアパートで自炊して節約しよう!
スイスのホテルでは、さまざまなサービスが含まれているので宿泊費は高額になりがちです。
一週間以上宿泊する長期滞在を想定している場合には、ホリデーアパートに宿泊した方が断然お得です。
また、スイスの食事は味が濃いものが多く(塩辛い)長期滞在中に毎日食べるのはけっこう大変です。また物価がかなり高いので食費もバカになりません。
日本から簡単な食材を持参したり、現地のスーパーで材料を調達して、自炊をすることで節約&健康管理できるのでハッピーに過ごせることでしょう(WIFIも完備されていますよ!)
スイスのご旅行については、コンサルティングも受け付けていますので、ご希望の方はぜひお問合せください。
▼ツェルマットのホテルについては以下の記事をどうぞ
▼グリンデルワルトのホリデーアパートについてはこちら
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